ビーイング・ダルマ (上)

ビーイング・ダルマ (上)― 自由に生きるためのブッダの教え

ビーイング・ダルマ (上)― 自由に生きるためのブッダの教え

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6月3日に電子書籍ビーイング・ダルマ』がevolvingから発売されました。


本書は二十世紀のタイ仏教を代表する僧侶の一人であったアチャン・チャーのもと、数年にわたり出家生活を送った西洋人ポール・ブレイターが師の法話を編纂した、『Being Dharma: The Essence of the Buddha's Teachings』の邦訳です。
原書が大部のため、日本語版は三分冊での刊行となりました。
この上巻では、「英語版訳者まえがき」の筆者はポール・ブレイターですが、「はじめに」から第二章までは、彼が採録したアチャン・チャー自身の言葉です。


私はこれまで、『手放す生き方』と『無常の教え』という2冊のアチャン・チャーの本の翻訳をさせていただきました。
『手放す生き方』と『無常の教え』では著者名の表記が「アーチャン・チャー」となっておりましたが、本書ではよりタイ語の発音に近い「アチャン・チャー」とさせて頂きました。
ご了承いただければ幸いです。


また、現在のところ、本書の紙の本での出版予定はございません。


本書が、読者の皆様の仏道修行のお役にたてば幸いです。

サンガジャパンVol.27

禅ー世界を魅了する修行の系譜ー(サンガジャパンVol.27)

禅ー世界を魅了する修行の系譜ー(サンガジャパンVol.27)

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9月1日に発売される、雑誌『サンガジャパンVol.27』に


「井上義衍老師伝」
「禅ブックガイド」


の2本の記事を寄稿させていただきました。


今号は、「禅」の総力特集。


これまであまり雑誌などで紹介されることのなかった井上貫道老師をはじめ、臨済宗曹洞宗を問わず様々な老師が登場しています。


さらに、本号には詳細な坐禅会ガイドも完備されており、誌面で紹介されている老師に会いたくなった読者が、気軽に各坐禅会に参加できるような配慮もされています。


他にも、禅の歴史をコンパクトに紹介した中村龍海氏の「“ZEN”の起源」や、鈴木大拙師の業績を書籍で辿る三砂慶明氏の「鈴木大拙が読みたい!!」など、資料的価値の高い記事が多く掲載されています。


ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。

『60分でわかる!仏教書ガイド』のご感想

60分でわかる!仏教書ガイド

60分でわかる!仏教書ガイド

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『60分でわかる!仏教書ガイド』のご紹介、ご感想をいただきましたので、こちらのエントリーでまとめてご紹介させていただきます。


ご感想をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございます。
(こちらのエントリーは、随時更新させていただきます)。


【ご紹介&ご感想】


「第2回 ひじる仏教書大賞」を受賞いたしました。


Booklog

佐藤哲朗さん『ひじる日々

プラユキ・ナラテボー師

長岡慶一郎さま『念珠屋が考えていること

森竹ひろこさん

雪柳さま

木綿さま

60分でわかる!仏教書ガイド

60分でわかる!仏教書ガイド

60分でわかる!仏教書ガイド

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2月18日に電子書籍『60分で分かる!仏教書ガイド』がevolvingから発売されました。


職業柄か、よく


「仏教について知りたいのですが、まず最初の一冊にはどれを読んだらいいですか?」
「仏教の瞑想について書かれた本で、おすすめのものはありますか?」


といった質問を受けることがあります。
そのような時、簡単に返答をするのは容易ではありません。
なぜなら、質問者の仏教への理解度に応じて、おすすめの入門書といったものは変わってくるからです。
なおかつ、仏教は現在世界中に広まっており、おすすめの瞑想の本と言われても、どのような宗派の仏教かによっても異なってきます。
 

本書はそうした、


「自分にとって参考になる仏教書を見つけたい」


と思っている読者のニーズに応えるために書かれたものです。


まず、第一章の「仏教概論」では、「入門編」と「中級者向け」の二つのレベルに分け、仏教を学ぶ上での基本的な知識が学べる本をリストアップしました。


第二章から第九章は、それぞれ世界の地域別に分け、それらのエリアで名著とされている仏教書を紹介しました。


第十章はテーラワーダ仏教聖典とされる三蔵経典の翻訳書、第十一章は仏教史の本、そして第十二章は仏教辞典と、より深く仏教を学びたいと思ったときに座右にあると心強い本を選びました。


本書が、読者の皆様の仏道修行のお役にたてば幸いです。

ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナー瞑想 (サンガ文庫)

ヴィパッサナー瞑想 (サンガ文庫)

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1月26日に『ヴィパッサナー瞑想』の文庫版がサンガから発売となります。


本書は、サンガから2016年に単行本として刊行された『ヴィパッサナー瞑想』を文庫化したものです。
単行本版の『ヴィパッサナー瞑想』は幸いなことに多くの読者のご支持を得ることができ、ここにサンガ文庫の一冊として収められることが叶いました。
読者の皆様のご支援に、心より感謝申し上げます。


増補版では新たに、用語解説を充実させました。本文を理解するための一助となればと思います。


ぜひ、書店でお手に取っていただければ幸いです。

『呼吸によるマインドフルネス』のご感想

呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

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『呼吸によるマインドフルネス』のご紹介、ご感想をいただきましたので、こちらのエントリーでまとめてご紹介させていただきます。


ご感想をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございます。
(こちらのエントリーは、随時更新させていただきます)。


【ご紹介&ご感想】

Booklog

石飛道子先生『管理人エムのカレーな一日

呼吸によるマインドフルネス

呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

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6月25日に『呼吸によるマインドフルネス』がサンガから発売となります。


本書『呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル』は、Buddhadāsa Bhikkhu, Mindfulness with Breathing: A Manual forSerious Beginners, Wisdom Publications, 1997 を翻訳したものです。


昨年、サンガの川島栄作さんから本書の翻訳を打診されたとき、タイ語ができない自分に可能だろうかと自問しました。


本書の原書はサンティカロー比丘がブッダダーサ比丘のタイ語法話を英語に訳したものであり、英語で記述されていますが、やはり原語のニュアンスを生かしたいと思ったからです。


そうして一瞬躊躇していたところ、川島さんから、本文に関してはタイ語に堪能な浦崎雅代さんが担当してくれるという話を聞きました。


これまでもタイ仏教の書籍の翻訳で活躍されてきた浦崎さんが本文を担当し、自分は主にサンティカロー比丘が執筆した資料的部分を担当すればよいと聞き、それなら可能だろうと申し出を受けることにしました。


ぜひ、書店でお手に取っていただければ幸いです。