慈経―ブッダの「慈しみ」は愛を越える

『慈経(Metta Sutta)』は、テーラワーダ仏教で最も大切とされている経典の一つです。
その『慈経』を日本在住の高僧、スマナサーラ長老が縦横無尽に解説したものが本書です。
この本を読んで感じたことは、慈悲とは空理空論でなく、実践を通じて理解できるものであるということです。
慈悲の瞑想は、仏教徒に限らずどなたでも実践できるものです。
付属としてついてくるCDにも慈悲の瞑想の解説が収録されているので、大変お買い得な一冊となっています。