Teaching & Training 1


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(以下の文章は、モネーヤ比丘の「Teaching & Training」を自分自身の学習のため、部分的に訳したものです。試みに訳したものですので、至らぬ部分も多いかと思いますが、寛容の心で見ていただければ幸いです。本書は、パオ瞑想センターで、外国人修行者のために渡されるテキストでもあり、その内容を学習することは大変重要なことです。拙いものですが、皆様の学習に参考になればと思い、公開することにしました。少しでもお役にたてれば幸いです)


序章


ナモー タッサ バガバトー アラハトー サンマーサンブッダッサ


四聖諦


四聖諦はブッダの教えの核心となるものです。
放射状に広がるスポークのようなブッダの他の教えの、車輪の中心となる部分といえます。


菩提樹の下でのブッダの大悟のすぐ後、ベナレス近郊のイシパタナにある鹿野苑で、5人の苦行者に対してブッダは最初にこの四聖諦について説きました。
2500年以上前、この教えを説き、ブッダは比類なき法の輪を回転させることにより、その教えを確立しました。


四聖諦は以下からなります


1、 ドゥッカ・サッチャ(苦)
2、 サミュダヤ・サッチャ(集)
3、 ニローダ・サッチャ(滅)
4、 マッガ・サッチャ(道)


(続く)