図説ブッダの道

図説ブッダの道―偉大なる覚者の足跡とインド仏教の原風景 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica エソテリ)

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ゴータマ・ブッダの足跡を辿りながら、インド仏教の原風景を旅するというテーマのムックです。
サイト管理人も、一部執筆に参加させていただきました。
また、いつもお世話になっている、日本テーラワーダ仏教協会事務局長の佐藤哲朗氏も第5章「日本仏教は真の仏教か」を執筆されています。


サイト管理人が関わっているのは、第2章「原始仏教の修行法」と第4章「ブッダの前世譚」。
第2章では、ミャンマーのパオ瞑想僧院で修行をされてきた山下良道師に監修していただき、現在ミャンマーで行なわれている瞑想修行を紹介しながら、原始仏教時代の瞑想法を推測しています。


第4章では、膨大にあるジャータカ(ブッダの前世譚)を、「いかに各人の修習に役立つか」という観点から紹介。
「子ども向きの説話」というイメージで捉えられ、他の教理に比べ軽く見られがちなジャータカがいかに価値のあるものかということが伝われば、と思い書きました。


巻頭のカラー紀行「ブッダが歩いた道」や巻末の「インド仏教聖地事典」など、写真や地図が充実しているので、旅行のガイドとしても使えるのではないでしょうか。


「初期仏教って何?」と思っていられるかたにおすすめの1冊です。