ナルギス被災者の心の傷
チートゥシェイン氏のブログ『ミャンマーのタイムリー情報』に、サイクロン ナルギスの被災者のその後のレポートが出ています。
http://myaungmya.jugem.jp/?day=20080728
被災者の皆さんの心の傷は、想像以上に大きいものがあります。
そんな中、お坊様たちは被災者の心のケアに尽力されています。
サイクロンから1ヶ月経とうとした頃、多くの被災者は再出発を試みている。
だが、人生の再スタートが出来ない者もいる。
精神的病を背負ってしまった人々だ。
その話はエヤワディ管区各地によく聞くものだ。
人生の全てである家族と住まいが全て失った。
ピャーポン郡トゥーミャウン村のウーパニャーオンタ僧侶が、この被災で家族を失い精神的に参ってしまった12名を仏陀の教えを聞かせながら心の安らぎを導いている。
「受け入れよう。もう自然のままだから・・・」
日本ではしばしば、テーラワーダ僧は自分の解脱のみ希求し、俗世間の生活に関心を示さないとの誤解がありますが、そのようなことはないことがこの記事からよくわかります。
シェイン氏はこの29日にも再びミャンマー入りし、救援活動を継続します。
・BAJ
http://www.baj-npo.org/cyclone/Fr-cyclone-02.htm
も復興活動の進捗を頻繁に更新して報告してくれています。
ぜひご覧になってください。