初期仏教キーワードの反響 2

初期仏教キーワード

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いつもゴータミー精舎でお世話になっているお坊様、ワンギーサ師のブログ『困った時はダンマパダ』にて『初期仏教キーワード』をご紹介していただきました。


http://76263383.at.webry.info/200811/article_1.html


ワンギーサ師のブログ『困った時はダンマパダ』では、毎日ダンマパダのガーターを一つ取り上げ、その詩をもとにした法話を読むことができます。


まだご存知でないかたは、ぜひご覧になってください。


また、東京のU様より、以下のような感想をいただきました。

1.索引のページ番号は、その用語が主題になってるものは太字、文中に出てくるだけは細字で

たとえば、ekaggataを索引で見ると、ページがたくさん並んでます。
が、この言葉が主に取り上げられているのはP.149で、あとは文中に出てくるだけ、ですよね。
こういう場合、P.149の文字のみ太字で、あとは細字で載ってると、検索しやすいです。
当然、見出しとして扱われるほどの語でなければ、細字だけになると思いますが。
実はこれ、実践心理学でも言えることなんですけどね。


2.版形を小さく&文字の密度を高めてコンパクトに。

表紙を頑丈にしていただいたのは本当にありがたく役に立つのですが、これは当然、常に携帯したり頻繁に参照する事を前提にしているのですよね?
であれば、版形を小さく&文字の密度を高めてコンパクトにしていただいたほうが、もっと利便性が高まるような気もします。
もちろん版形は、実践心理学に合わせただろうことは容易に推測できるのですが。
文字の大きさは、もしかしたら利用者にはある程度高齢の方が多い事を予想されて、のことでしょうか?
であればこの点は特に問題なしでよろしいかと思います。


東京のB様からは、以下のような感想をいただきました。

1.ルビをもっと振って欲しいと思いました。
私でも読めない漢字の仏教用語が多少あります。
一般の人には半分くらいしか読めないのではないでしょうか?
また複合語のパーリ語は(そうなっているのものありますが)、ハイフンを丁寧に入れていただきたいと思いました。


2.これは本のカバーする範囲から全く外れているので、全く参考にはならないと思いますが、人間の大切な欲求にふれていません。
それは愛されたい、理解されたい、つまり本当の慈悲を掛けられたいという根本的な欲求です。
この2つが満たされれば、老病死に瀕している人でも幸せになれるのは、周知の事実です。
それがないとき、人は本当に苦しむのです。
もしそれを求めるのが単なる欲望だとするなら、生きとし生ける者も幸福を願うことなど本質的に無意味になります。
それを説明解決できないかぎり、上座部仏教には限界があると思いました。
書き忘れていましたが、星さんの主観を排した自律的な書き方が、非常に気持ちよかったです。


読者の皆様からの感想、とてもありがたいです。


これからもご感想お寄せいただければ幸いです。