サンガジャパンVol.23

サンガジャパンVol.23 特集「この仏教書を読め!!」

サンガジャパンVol.23 特集「この仏教書を読め!!」

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雑誌『サンガジャパンVol.23』の


「この仏教書を読め!! 大アンケート」


に回答させていただきました。


自分にとって大切な仏教書ということで、


井上貫道老師の『げんにーび』
井上義衍老師『禅話プロローグ』
横尾忠則氏『坐禅は心の安楽死


の三冊を選ばせていただきました。


それぞれの本についてのコメントは、ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。

ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナー瞑想

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2月29日に『ヴィパッサナー瞑想』がサンガから発売となります。


本書は、サンガから二○一二年に単行本として刊行された『気づきと智慧ヴィパッサナー瞑想』のタイトルを新たにし、新装したものです。
旧版の『気づきと智慧ヴィパッサナー瞑想』は幸いなことに多くの読者のご支持を得ることができ、ここに新装版を刊行することが叶いました。
読者の皆様のご支援に、心より感謝申し上げます。
 

この新装版には『別冊サンガジャパン1 実践! 仏教瞑想ガイドブック』に寄稿した「ミャンマー仏教の巨人、マハーシ・サヤドー」を収録いたしました。
本書が執筆された背景を理解するための一助となれば幸いです。
また、今回の改訂を機に、訳文を徹底的に見直し、誤植等も修正しました。


ぜひ、書店でお手に取っていただければ幸いです。

[増補版]手放す生き方

[増補版]手放す生き方【サンガ文庫】

[増補版]手放す生き方【サンガ文庫】

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12月25日に『[増補版]手放す生き方』がサンガ文庫から発売となります。


本書は、サンガから2012年に文庫本として刊行された『手放す生き方』を増補したものです。
文庫版の『手放す生き方』は幸いなことに多くの読者のご支持を得ることができ、ここに増補版を刊行することが叶いました。
読者の皆様のご支援に、心より感謝申し上げます。


増補版では新たに、『別冊サンガジャパン2 タイ・ミャンマー人物名鑑』に寄稿した「近代タイ仏教概説」を収録いたしました。
本書が執筆された背景を理解するための一助となれば幸いです。
また、今回の改訂を機に、訳文を徹底的に見直し、誤植等も修正しました。


ぜひ、書店でお手に取っていただければ幸いです。

草木成仏の思想

草木成仏の思想

草木成仏の思想

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2月25日に発売される、末木文美士先生の『草木成仏の思想』の編集に、一部携わらせていただきました。


日本仏教思想史の泰斗である末木先生との打ち合わせには編集者として、また仏道修行者として大変啓発されることが多く、学びの多い仕事でした。


このような良質な企画に関わらせていただいたことに、改めて感謝いたします。


本書の内容ですが、以下は出版社のサイトの紹介文の引用です。

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「山川草木悉皆成仏」は間違っていた!


日本古来の自然観を代表するかのように扱われる「山川草木悉皆成仏」という言葉。


だが、仏教史上そのような言葉は存在しなかった――この驚愕の事実を、日本を代表する仏教学者が解き明かす。
本書では、これら「草木成仏論」に日本ではじめて向き合った、平安時代の仏教思想家・安然の著作を読み直し、日本人の自然観の本質に迫る。
安然『斟定草木成仏私記』現代語訳を収録

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日本仏教史に関心のある方に、ぜひお薦めの一冊です。


ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。

タイ・ミャンマー人物名鑑(シリーズ現代の世界仏教1)

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2月27日に発売される、ムック『タイ・ミャンマー人物名鑑』の「Part1 タイ仏教」に


「近代タイ仏教概説」
「タイ仏教の人物名鑑」
「二十〜二十一世紀を生きた名僧アーチャン・マハーブーワの生涯と教え」


を寄稿させていただきました。


また、「Part2 ミャンマー仏教」では、ディーパンカラ・サヤレーの記事の構成を担当させていただきました。


本来、本書の企画では私がタイ編を、天野和公氏がミャンマー編を担当する予定でしたが、私が病気になってしまったこともあり、テレビ番組「ぶっちゃけ寺」でも大人気の、浄土真宗僧侶であり翻訳家の大來尚順師に「タイ仏教の人物名鑑」の執筆を大幅に助けていただきました。


ここに改めて、大來師に感謝申し上げます。大來師のすぐれた能力なくして、タイ編の完成はなかったでしょう。


そして、圧巻なのは天野和公氏による「Part2 ミャンマー仏教」です。


ミャンマー語による膨大な資料を渉猟することによって完成した高僧名鑑は、これまでの日本に類書や先行研究の無い、大変貴重なものです。


その他にも、プラユキ・ナラテボー師、浦崎雅代氏、中川吉晴氏、ディーパンカラ・サヤレー、岩倉裕範氏、西澤卓美氏、魚川祐司氏、藤本 晃師、高野秀行氏といった斯界の第一人者が寄稿されており、必ずや読者の皆様を満足させる内容になっていると思います。


ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。

宗教問題 9

宗教問題9

宗教問題9

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12月13日に発売された、雑誌『宗教問題 9』に


「タイ仏教の革新者、ルアンポー・ティアン」


というエッセイを寄稿させていただきました。


私が担当したページはともかく、今号では、大特集「政教分離とは何か」に力が入っています。


特にジャーナリストの古川琢也氏による「『靖国反対』を叫ぶ全日仏と保守派政治家の奇妙なる蜜月」は、一般仏教雑誌には決して書かれることのない、仏教界の闇に迫った力作になっています。


また、ジャーナリストの小川寛大氏による曹洞宗専門僧堂正法寺で生じた暴力事件のレポート、曹洞宗僧侶である慈永祐士師によるスリランカ仏教レポートなど、読みごたえのある記事が満載です。


個人的には、禅寺での暴力、リンチについて知るには、安泰寺現住職ネルケ無方師の『迷える者の禅修行』がおすすめです。


迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 (新潮新書)

迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 (新潮新書)


『宗教問題 9』と併せて、ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。

『宗教問題』9号、「読者の集い」

宗教問題9

宗教問題9

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雑誌『宗教問題』(白馬社刊)の最新号9号の発売を記念して、12日に販促行事「読者の集い」を開催いたします。
特集テーマに関してさらに突っ込んだトークや、「記事では書けなかったここだけの話」などを、読者の皆様と共有できれば幸いです。

また、このイベントでは、講演形式の登壇者からの一方的なトークだけでなく、できるだけ多くの時間を参加者の方からの質疑応答に時間を割きたいと思っております。

法(ダルマ)に関する質問なら何でも、私のお答えできる範囲ででしたらお答えいたしますので、ぜひお気軽にご来場いただければ幸いです。


登壇者
星飛雄馬(著述家・翻訳家)
1974年、長野県生まれ。著述家・翻訳家。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。東京大学社会情報研究所教育部修了。専門は宗教社会学、社会政策。2004年ミャンマーヤンゴンのマハーシ瞑想センターにて約3カ月瞑想修行をする。東方学院にてパーリ語を学ぶ。著書に『45分でわかる! 数字で学ぶ仏教語。』(マガジンハウス)など。『宗教問題』誌上で現在、「世界の仏教を旅する」を連載中。


古川琢也氏(ルポライター
1976年、長野県生まれ。東京商工リサーチ調査員、ミニコミ紙記者などを経て、2007年からフリーランス。『週刊金曜日』『My News Japan』などで、企業・労働問題などを中心に取材・執筆する。著書に『ブラック企業完全対策マニュアル』(晋遊舎)など。『宗教問題』9号にて、巻頭特集「政教分離とは何か」内の記事を担当。


コーディネーター
小川寛大氏(宗教ジャーナリスト/『宗教問題』編集員)


以下、小川寛大氏のblogから。


雑誌『宗教問題』では8〜9号にかけて、現在日本の伝統仏教の修行の場で、暴力問題が多発している現状を考える連続特集を組みました。修行というものの本質論から、上座部仏教圏との比較、果てはブラック企業や“軍隊的気質”と日本仏教の教義と親和性まで、数多くの視点からこの問題に迫る2号でした。今回、本誌初の試みとなる「読者の集い」では、もう一歩踏み込んで、この問題に関して話し合ってみたいと思っております。


会場には上座部仏教圏の事情に詳しい著述家の星飛雄馬氏、労働問題、ブラック企業問題に詳しいルポライターの古川琢也氏をお招きし、会場の皆様からの質疑も積極的に受けながらの会を考えております。また、14日に迫った衆議院選挙につき、今回の選挙における“宗教票”の動向を占う議論も、多少なりともしてみたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。


日時:2014年12月12日(金) 19時30分〜21時30分(終了後に懇親会を予定)
場所:東京都港区・東京グランドホテル(曹洞宗宗務庁ビル) 4階「芙蓉の間」
東京都港区芝2-5-2 都営地下鉄三田線芝公園駅下車、徒歩2分 詳細アクセスは下記サイト参照
http://www.tokyogrand.gr.jp/info/access.html
参加費:無料。ただし『宗教問題』9号を会場にご持参ください。同誌は当日会場でも若干数販売します。ご参加につき、事前の申し込み、予約などは不要です。
問い合わせ先:本「読者の集い」に関しては、メール uhh04659@nifty.com (小川)まで。雑誌『宗教問題』に関しては白馬社(tel :075-611-7855)まで。