初期仏教キーワードの反響

初期仏教キーワード

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拙著『初期仏教キーワード』が発売になりました。


さっそく、佐藤哲朗氏がブログ『ひじる日々』で取り上げてくださっています。


http://d.hatena.ne.jp/ajita/20081031/p3

星飛雄馬さん初の単著となる『初期仏教キーワード』はアビダンマ講義『ブッダの実践心理学』シリーズを読むためのハンディな用語集。
手帳風のビニール壮丁も上品で内容も過不足ないクールな記述がかっこいい。
「初期仏教キーワード」というタイトルにはちょっと語弊がある(パーリ経典由来ではないアビダンマ独特の用語も多いので)が、初期仏教の流れを唯一引き継ぐテーラワーダ仏教の基本用語集として、高い実用性を備えた本だと思う。


佐藤氏もご指摘のように、本書はより正確には『テーラワーダ仏教キーワード』と言われるべきものです。


今回『初期仏教キーワード』というタイトルとなったのは、出版社のたっての希望で、サンガで既に刊行されているスマナサーラ長老の「役立つ初期仏教法話」などのシリーズ名から、読者がテーラワーダ仏教という言葉より初期仏教という言葉により親しみを感じるのではないかという指摘から、このようなものになった次第です。


また、法友のAさんからも感想のお便りをいただきました。

一冊早速買いました。
とても面白い、仏教書としては王道の直球ど真ん中のような企画ですね。
本文中の文章は星さんが書かれたのですか?
難しかったと思うし、今後も学問的に内容を問われうるという意味では困難な道だと思いますが、しかし姿勢として素晴らしいと思います。


長年お世話になっている、Aさんからの感想、とてもありがたいです。


Aさんもご指摘のように学問的に内容を問われうるもので、間違いなどもあるかもしれません。
読者の皆様も、ミスなど発見されましたら、ぜひこのブログまでご報告いただければ幸いです。