初期仏教キーワードの反響 5

初期仏教キーワード

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hohiさんのブログ『hohiのPali語学習・作業記録』にて『初期仏教キーワード』をご紹介いただきました。
http://hohi.at.webry.info/200812/article_4.html


このような詳細なレビューをいただけることは、著者としては本当にうれしいことです。

索引は英語のアルファベット順です。
これには賛否が分かれるところだと思います。
本書は基本的にパーリ語表記を主にして扱っているので、個人的にはパーリ語の順番の方が良いように思えます。


今回は、『ブッダの実践心理学』シリーズとの整合性からアルファベット順となりましたが、このようなご意見もきっとあるだろうと思っていました。


hohiさんをはじめ、熱心にパーリ語を学ばれているかたにとっては、パーリ語の順番の方が自然で親しみのあるものだと思います。


ただ、そうすると一般読者にとってかなり敷居の高いものになってしまうこともあり、難しいところですね…


また、『hohiのPali語学習・作業記録』には「アビダンマのマインド・マップ」という素晴らしいチャートが収録されています。
http://hohi.at.webry.info/200708/article_2.html


書籍という紙メディアと違い、PC上で展開されるとてもわかりやすいチャートです。
ぜひご覧になってください。


もうひとつ、うれしいお知らせです。


『初期仏教キーワード』が杉並区立図書館にも入荷いたしました。


これで、東京では


・杉並区立図書館
・目黒区立図書館
西東京市図書館
・町田市立図書館
・東京都立図書館


に所蔵されていることになります。


不景気な昨今、なかなか本を買うのも大変です。
図書館で借りて読めば、お財布にも優しく、エコ的にもよさそうです。


ご近所の図書館に所蔵していなくても、司書さんに頼めば取り寄せてくれますので、ぜひ図書館を活用してお読みいただければ幸いです。


佐藤哲朗氏の

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史

大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史

も都内の多くの図書館に所蔵されています。


少し高価なので購入を躊躇されているかたがいらっしゃいましたら、まずは図書館で読まれることをお勧めいたします。
読み応えのある大作です。