サンガジャパンVol.18

サンガジャパンVol.18(2014Summer)

サンガジャパンVol.18(2014Summer)

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8月25日に発売される、雑誌『サンガジャパンVol.18』に


「アーチャン・チャーの兄弟弟子、アーチャン・マハーブーワ」


というエッセイを寄稿させていただきました。


私が担当したページはともかく、今号では、特集「インドシナの仏教」に力が入っています。


本特集は、サンガ主催の「スマナサーラ長老と行く東南アジアの旅」の成果と一つとして生まれたもので、豊富な写真を見ているだけで、自分もこのツアーに参加したかのような気分になってきます。


今回のツアーでは、ただの観光ツアーののように仏跡を巡るのではなく、馬籠久美子氏、大來尚順氏という優秀なコーディネータ―を得たおかげで、現地の仏教関係者と密接な交流が可能となり、それが誌面に臨場感を与えています。


中でも、アルボムッレ・スマナサーラ長老による、「カンボジア仏教は世界を導く役割がある」は必読の内容です。


また、タイ仏教を代表するエンゲージド・ブディズムの論客であり、野中耕一氏の論文などに頻繁に引用されていたプラ・パイサン・ウィサロー師へのインタビュー、そして、この取材をコーディネートした大來尚順氏の「心の旅路とインドシナツアー顛末記」も大変興味深い内容となっております。


連載では、西澤卓美氏による「パーリ経典から学ぶパーリ語入門」が始まりました!


テーラワーダ仏教を学ぶのに、パーリ語の知識は必須ともいえるものですから、これはうれしい企画です。


ぜひ、書店でお手にとってご覧になっていただければ幸いです。